どもる人とのワークショップの記録 平木典子 伊藤伸二 金子書房ハナス コト ガ ニガテナ ヒト ノ アサーション ヒラキ,ノリコ イトウ,シンジ 発行年月:2007年04月 ページ数:229p サイズ:単行本 ISBN:9784760832385 平木典子(ヒラキノリコ) 1936年、満州生まれ。
津田塾大学英文学科卒、ミネソタ大学大学院カウンセリング心理学修士課程修了、MA。
立教大学カウンセラー、日本女子大学教授、跡見学園女子大学教授を経て、現在、東京福祉大学大学院教授。
日本家族心理学会会長。
1979〜80年に在外研修で、サンフランシスコ州立大学において、家族療法・アサーション・トレーニングの訓練を受け、以後、家族療法とアサーション・トレーニングを中心とした臨床と人間関係促進のトレーニングに従事。
臨床心理士養成指定大学院において20年余、臨床心理士の養成・訓練に携わるかたわら、IPI(統合的心理療法研究所)を主宰して、心理療法の理論・技法の統合を追求し、統合を志向する臨床家との相互交流・研究活動を推進している。
中学時代に英語が得意で、好きな科目であったことから英文学を専攻したものの、途中で文学作品に登場する多彩な生き方をする人々のこころのメカニズムに関心をもち卒業後、大学院で臨床心理学を学ぶことに。
帰国後は、青年期特有の心理障害とキャリア発達のカウンセリングに従事、やがて個人と家族・社会との絶え間ない相互作用のなかでつくり出される「関係の障害」の臨床へと関心を移していく。
現在は、自己の潜在能力の発現を志向した「関係療法」中心の臨床と研究・教育にエネルギーを注いでいる 伊藤伸二(イトウシンジ) 1944年、奈良県生まれ。
明治大学文学部および政治経済学部卒業。
大阪教育大学特殊教育特別専攻科修了。
大阪教育大学専任講師(言語障害児教育)を経て、現在、伊藤伸二ことばの相談室主宰。
日本吃音臨床研究会会長。
大阪教育大学非常勤講師、言語聴覚士養成の専門学校4校で吃音の講義を担当。
小学2年生の秋から吃音に強い劣等感をもち、1965年にどもる人のセルフヘルプグループ言友会を設立するまで、吃音に深く悩む。
長年言友会の全国組織の会長として活動するが、1994年に言友会から離脱し、どもる子どもの親、臨床家、研究者などが幅広く参加する日本吃音臨床研究会を設立。
大阪スタタリングプロジェクトでセルフヘルプグループとしての活動も続けている。
1986年に第一回吃音問題研究国際大会を大会会長として開催し、世界40か国が参加する国際吃音者連盟の設立にかかわる。
現在、国際吃音者連盟の顧問理事。
セルフヘルプグループ、論理療法、交流分析、アサーション・トレーニング、竹内敏晴からだとことばのレッスンなどを活用し、吃音と上手につきあうことを探る。
吃音ショートコース、吃音親子サマーキャンプ、吃音相談会や吃音講習会などを開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1 アサーションのすすめ(アサーションとはなにか/三種類の自己表現/基本的アサーション権/アサーションと考え方)/2 アサーションの実習(DESC/分かち合い)/3 鼎談とディスカッション 吃音と自己表現(どもるから表現できないという思い込みをとる/原因を追究しない ほか)/4 どもる人のアサーティヴネスについて(行動療法としての主張訓練/アサーティヴネスを測定するための質問紙の作成 ほか)/5 どもる人にとっての自己表現(自己表現を阻むもの/自己表現を取り戻す ほか) 人とのかかわりを楽しむための自己表現のトレーニング。
「私は私のままでいい」から始める気持ちの伝え方。
本 人文・思想・社会 心理学 心理学
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